ソウルのオススメ散歩道!世宗(セジョン)村(マウル)を散策しながら。ソウルは路地に入ると散歩の達人になれる。路地を攻略をしよう。

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私はソウルの近郊(京畿道)に住んでいるが、ふと出かけるときは、やっぱりソウルが多い。ホンイク大学のあるホンデや明洞もいいが、三清洞(サンチョンドン)や光化門(カンファムン)あたりもよく出向く。お気に入りにコースだ。

でも、ソウルの楽しみといえば、大通りよりも、路地にあったりもする。私は東京出身だからか、区画整理されたところに、慣れていて複雑に入り組んだ道や、区画整理されていない街にはどうも違和感があった。

しかし、ソウルに住んで、散歩や散策などをするようになって、ある程度メインの通りを把握すると、小道や路地に入ってみようと思うようになる。そんな中でソウルの魅力はこの路地にあるのでは思うようになった。

世宗(セジョン)村

数十年韓国に住んでいて、世宗村に入ったのは二回目である。一回目は、仁王山という山に登って、降りてくるときに、偶然にこの街にたどり着いたことだった。

その時は、山から下りることで精一杯で、また疲れていたこともあってか、かなりはやいスピードで通り過ぎてしまった。

二回目は目的をもって、この街に入った。駅は3号線の景福宮駅である。

いわゆる、朝鮮王朝のとき、ここは王宮もあり、あのハングルの創始者4代王の世宗大王が住んでいたとされるので、その名の由来となった。また多くの官僚も住んでいたとのことで、

韓国風の家屋(韓屋:ハノク)も多く残っている。ただしその当時のものとは限らないようだが。雰囲気は楽しめる。

上記の地図をみると、道はかなり入り組んでいる。実際はもっと入り組んでいて、山の山のふもとだからだろうか。左は山であり、右は宮殿なのである。これが風水で作られているのである。

よって、ソウルは宮殿と街と山が調和しているといえよう。この三者が城郭の中に張っていて、自然と調和させるような構造なのではないか。

だから、路地のような道が自然の山道のように残されていると思った。

路地に入る

さて、駅から出ると、そこは大通り。ここもけっこう見どころなのだ。

町が区画されていて、整然となっているような光景が目の前に広がる。

韓国の道は大きく開放感はある。その道を左右に店が連なっている。夏の暑さでカフェには誘惑されていしまう。でもこういう散歩のときは

ペットボトルがいい。街の散歩はペットボトルを薦めたい。

散歩といっても、侮らないほうがいい。けっこう体力使うのである。

この大通りからどこからでもいい、西の方角へ路地に入ろう。

そこは迷路のようだが、かわいらしお店、韓国ならではの壁、家屋、食堂。

狭苦しい中に、人々は列を作ってお店に入ろうとしている。私のような一人散歩者はいない。

曲がりくねった道

坂道を行くと、くねくねした道。まっすぐではない。ここが韓国的。

いや、以前執筆をしたときも、韓国の文化はこのどこか整ってないところが

「モッ」つまりがいいというように思うところがあると書いたことがある。

たしかに、坂があり、曲がりくねって、どこか整然とされていないが、そこに自然の美と調和しているところがあると思える。

日本人の茶器と似ているのでは。茶器は欠けているところを「美」とするところがあったように。

韓国人はこんなところで、幼いとき家族と団らんし、近所の友達を遊んだ記憶でもあるんだろう。そんな記憶を呼び覚ましてくれるのが、

路地かもしれない。

中に一歩入ると、そこは「」。外と異なる空間だ。そこは、他人の家というより、親戚の家に入ったような感覚に陥る。のではないだろうか。

外の路地と、中の庭。異なる空間だが、どこか通じるものがある。

山と街の調和

さらに、気づいたのは、背後に山が見えることだ。この街のどこにいっても、山が見える。

そのそばには景福宮がある。山と宮殿に囲まれた町。そこは曲がりくねった路地であった。韓国はアパートが最近は立ち並ぶ。それでも、こんな風景や街に憧憬しているところもある。

私はその路地に入り、市場の中の食堂で、ナムルクッパプを食べた。

暑い夏でも、この熱いスープがたまらない。そして、食堂も市場の中だった。雑多に置かれた品々。

韓国に生活しながら、韓国を久々に味わった日であった。

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